ECIA調査が企業活動の回復を示す
電子部品工業会(ECIA)が最近実施した調査により、 製造業者と販売業者は全体的に緩やかな改善と結果の安定化を見せていることが分かりました。EPSNewsによると、2020年上半期の数値は「当初懸念されていたよりもはるかに堅調であり、下半期への期待も残っている」とのことです。
米国の製造業指数が9.5%上昇したことを受け、「サプライマネジメント協会(ISM)のPMIは、5月の31.8%から52.6%に達した。50を上回る数値はいずれも業界の拡大を示す」とされています。
部品の製造とその需要は増加し始めているものの、調査では原材料の調達や配送に関する問題への懸念も指摘されています。
業界の一部の分野では依然として課題が残っているものの、医療用電子機器、コンピューター&データ処理、通信インフラは、パンデミックを通じて安定した需要を維持してきました。ECIAによれば、防衛・航空宇宙分野の電子機器はパンデミックの影響を一切受けなかった一方、家電製品は大きな打撃を受けており、近い将来に状況が変わる見込みはないとのことです。パンデミックによって引き起こされた失業問題や全般的な収入の問題により、消費者の購買が停滞しています。
上の図が示すように、電気機械部品の受注残高に対する信頼感は大幅に高まり、それに続いて受動部品も同様の傾向を見せています。一方、半導体は大幅な減少を見せました。検疫命令が労働力の職場復帰能力に及ぼす影響への懸念も低下しており、約半数がその影響を「中程度」と表現しています。調査対象者の中で、その影響を「深刻」と回答した人はおらず、少数は労働力や事業運営に全く影響がなかったと回答しています。